山田涼介、初主演映画初日に寄せてー<ネタバレにつき観てからお願いいたします>

ええと、まずはJUMP担の皆様、生中継ハシゴしたり渋谷めぐりしたり暗殺者の残り香探したりソフトクリーム食べたりお疲れ様でした!笑
そして山田涼介さん、初主演映画公開初日おめでとうございます。
私は今日仕事だったんですけれど、TLに流れる皆様の涙や喜びのツイを見てていてもたってもいられず、残業を強いられまた明日早いにもかかわらずレイトショーを見てきました。レイトショーって安いんだね。

さて、私は二宮さん(覆面ありがとうでした)、相葉さん同様暗殺教室原作を1話から読んでいて、コミックスは揃えられていないけど原作にどっぷり浸かってから山田涼介主演で映画化、を知った人間です。
そんで伊野尾担です。山田担ではない。
原作派、とまではいかないものの、山ちゃんで映画化、と聞き、思うところもありました。

私は映画が好きです。大学で専攻にしていたくらい。仕事にはならなかったけど。
だから、この初見の段階の気持ちを殴り書いておきます。乱文乱筆、間違いもあるかもしれません。そのときはこっそりおしえていただければ嬉しいです。こっそり修正します。

まず、どうしてもいいたいのは、この映画、何が言いたいの?ってこと。
この映画から、私は主題、テーマを感じることができなかった。
なにが言いたいの?落ちこぼれでもやればできるって?
自分の個性を伸ばすことが大事って?
弱くても勝てます、椚ヶ丘中学3-Eのセオリー?
多分、いいたいのは人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう。これだよね?
でもそれにしてはとてもオチが中途半端ではないか。
だって最後、期末テストで触手を撃つ権利を得た生徒たちがあれだけ殺せんせーを追い詰めたというのに、最後は後は任せろとかいって烏丸にとられて原発みたいな施設で対せんせーBB弾に生き埋めになるのをみてるだけ、しかも案の定出てくるし。渚くん、僕たちに殺させてくださいって言ったよね?あの言葉すらも演技かよ?!
BB弾生き埋め、に関してはすでに映画中に一度否定されているのだ、爆風で吹き飛ばして身体を守って溶けないようにするって。だから鷹岡はそれへの対案として茅野も一緒に生き埋めにしようとする。施設作って塞いだところで、精々守れるのは日本だけだ。殺せんせーの脱走を阻めるわけがない。

しかも1番きにいらなかったのは、最後せんせー復活シーンにどう復活したのかの解説がなかったことである。生徒の暗殺シーンでは、毎回せんせーはなぜその方法がいけないのか、せんせーのどんな特徴によって阻まれたのか、なにをなおすべきなのか、きちんと教えてくれる。なぜなら暗殺教室だから。仮設実行検証習性、をして暗殺者として彼らは成長するのだ。
一応あのシーンは大人の暗殺であるからして、せんせーに説明責任はないのかもしれない。でも生徒の眼前で行われ、せんせーからの最後のメッセージのあったあの一幕は、立派な授業だっただろう。

あとやっぱり詰め込みすぎで見どころがわからない。最後の鷹岡再襲来は、本来クラスメンバーが知恵を結集させて難関をくぐり抜けていくシーンとして描かれる。それを業渚愛の逃避行シーンにされたらもう腐女子しか釣れない。
私イトナはいらなかったと思う。最後は部下の殺し屋手下と戦う、でもいい。
イトナは第2弾への伏線なのかな。

そして律。殺せんせーのお手入れ、製作者によるダウングレード、それからの"反抗期"のシーンが削がれてしまっては律の存在意義90%ない。ただの学習する機械である。自分で考え、製作者の意図すら跳ね除けて、ってのが泣けるのに。もはやただのマスコットガールである。しかもあまりアプリ的意味も果たさず。錐体細胞のシーンすらカットかよくれよ!!(笑)

こうしていま脚本にケチつけまくってきたが、演者の演技はすごく良かった。褒めたたえたいし大地礼賛したい。笑

まず鷹岡。実写化が一番難しいキャラだと思ってたけどクオリティが高すぎる。さすが高嶋兄弟。

そしてカルマ。菅田くんは凄い。実写化としてのカルマの最適解を示してきてる。正直原作モノって、最人気キャラのビジュアルでキマるみたいなとこあるじゃないですか。たいてい寄せると失敗するし、寄せないと原作ファンに嫌われるし。でも菅田くんは、外見似せすぎてないのに、きちんとカルマなのだ。台詞を言ってなくてもカルマ。実態を伴った、生きたカルマだった。あれは凄い。ちゃんと渚くんを特別視してる感じとか、渚くん、て呼んでるトーンとか、空気感が表現されていたのでカル渚のひとは観ないと損。マジで。

そして我らが山田涼介。むっきむきの腕を気にしながら、彼は性別、と揶揄される潮田渚という役を演じ切った。度々現れる怯えた小動物のような表情、きゅっと隠れる上唇。内股に胸の前で止まる腕、甘い声。
一番良かったのはカルマ登場のあとの
「渚くん、」
「なに?」
の甘いやりとりである。一瞬でこの二人がバディでシンメで特別だと全視聴者がわかったこの二文字である。
彼は目立たないのは無理だけど溶け込めるように、なんてことを語っていたが本当に彼はただおとなしい少年、を演じ切っていた。金田一のやまだくんなんて発光してるようにしか見えなかったのに、時々渚くんどこ、って探しかけるところすらあった。それだけ馴染んでいたのである。我らが山田涼介、本当に凄い。

感想としては、我らがエースの主演映画がこれで、良かったと思う。少なくとも山田涼介のキャリアとしてはとてもいいステップになるって思ってる。
この映画は、暗殺教室の実写化としては大成功だ。映画として、(わたしにとって)微妙なだけである。
でも世界観に無理だって思うことなかったので、本当に丁寧に作り込んでもらったんだな。
いまは成功を願うばかり。

山田涼介くん、初主演映画初日、おめでとう。