1+1+1+1を5にするということ 〜Sexy ZoneTOUR2019 PAGES 初日公演を終えて〜
Sexy ZoneTOUR2019 PAGESのネタバレを含みます。まだ公演に入られていない方はページを閉じていただけますと幸いです。
Sexy ZoneTOUR2019 PAGES初日宮城。
運良く初日公演に入りました。
わたしは松島担で、松島くんが担当という椅子にがっちり座っていて、周りに4人がいるという見方しかできない。松島くんはお休みしているからその椅子は空いているけど、その椅子には誰も近づけない。
だから、このツアーが発表されたとき、苦しかったし、どうしようか散々迷ったし、初日入りたいけど遠征するかも迷ったし、ペンライトの色も困ったし、団扇も困った。どうしたらいいかわからなかった。わからないまま、宮城まで行って、席に座った。
公演が終わった。結論からいうけど、私は松島担のまんまで、Sexy Zoneを応援することが許されていた。聡くんの名前は一つも出ないし、なにも言及されないし、一つの写真もないけど、松島聡の存在を感じさせる、5人のコンサートだった。
凄いって思った。見くびっててごめんなさい。
わたし、絶対何かあるって思ってたの。それを聞くのがほんとに怖かったの。でも無かったことにされる方がずっと怖かったの。
でも、そんなことなかった。
ペンライトについてて、カメラを構えるセクベアちゃん。
by Sexy Zone、っていった瞬間に5つつくスポットライト。
4色の光が暗いビジョンに打ち上げられた時はちくっとしたけど、そのあと緑の流星群が降り注いだね。
ふうまくんが緑色の衣装を着て、勝利くんが緑色の衣装を着て。全員緑色迷彩?の布がついた衣装もあったね。
それぞれのメンカラのブーケは、日替わりで一つ、緑色のブロッコリーになるんだね。戸惑う顔をするメンバーが可愛かったです。
その意図があったのかはわからないけど、会場の構成もすごくよかった。原点回帰と銘打って、高い外周と縦花横花があってぐるぐる走り回るステージ。あまり全員でメインステージにフォーメーションを組んで歌うことはせずに、セットを多用したり、曲中に移動したり。「ああ、ここに聡くんがいたのに」って思ったこと、ほとんどなかった。
そして、本編終わりのエンドロール。
「 Sexy Zone」って大きく出て、それぞれの名前は出なくて。
そして、最後に4人の絵に駆け寄る後ろ姿。
初日アンコール、出てくるなり瞳を潤ませていた勝利くんが最後に引きちぎれるくらいの勢いで手のひらを大きく5つの指を開いてくれたね。
本当にすごいと思うの、このタイミングでこのコンサートを作れること。
最低な言い方をするけど、このタイミングを逆手にとって、エモーショナルで感情的なコンサート、涙なしでは語れなくて、思い出すだけで泣いてしまうような、そんな引力のあるコンサートをすることだってできたはずなんだ。みんなでガンガン泣いて、泣き笑いして、ずっと一緒にいようね、って指切りをすることだってできたはずなんだ。
でも、4人でするコンサートであることには意味をおかずに、「5周年の決意」のSTAGE、「第2章の始まり」のrepaintingに続いて、「アイドルとして」の「現在、そして続いていく人生」をテーマに掲げて、4人で5人のコンサートをしていたように見えたよ。
そこには涙はなくって、笑顔が溢れていて、楽しい!幸せ!Sexy Zone大好き!!!で満たされるコンサートだった。
5人のコンサートを作ってくれてありがとう。1人も置いて行かずに、まるごとあいしてくれて、受け止めてくれてありがとう。
ずっとずっと、5人のSexy Zoneが大好きです。